畳職人が教えてくれた・・新感覚のJapanファッション♪
「そうか!これはありそうで無かったモノかもしれない」
刺激的な作家さんに出逢って思いついた。
そして頼みこんで作ってもらったのがこの一本。
世界にひとつだけの「畳の角帯」だ。
作ってくれたのは飯島義紹さん。(向かって右)
35歳・・彼の本業は「畳職人」だ。
帯はベルト式。
菊菱模様の畳の縁を金具に通すだけでビシッと締まる。
これは簡単!
畳部分は熊本産の本藺草(ほんいぐさ)を使用。
フレッシュな良い香りが漂い、新築の和室に入った気分になる。
飯島さんに出逢ったのは、お台場で開催された「ファッションワールド」
畳をベースにバッグや小物など、様々なグッズを紹介していた。
まさに目からうろこの衝撃。
彼の中から溢れる「好奇心」と「製作意欲」が、フツーに畳を張るだけでは済まなくなっているのだ。
「気になる人は、その現場を見ろ」
いつも店主が心掛けていることだ。
ということで、飯島さんの工房がある千葉県木更津市を訪ねてみた。
バスターミナルまで迎えにきてくれた彼の愛車を見て、最初のビックリ。
ハンドルカバーが畳だ!
もちろん彼の手作り。
車内のあらゆるところに畳グッズ。
職人の畳に対する深~い愛を感じる。
工房に到着。
何はともあれ、職人の仕事ぶりを拝見することにした。
高校を卒業後、厳格な師匠のもとで修行を重ねた飯島さん。
ひたすら「日本一の畳屋さんになりたい」という目標を失わなかったそうだ。
時代は洋風の内装がブームとなり、和室の人気は下がる一方。
「この仕事は割に合わないっすよ」と苦笑いをする。
それでも、畳に向かう表情には「仕事への誇り」がにじみ出ている。
師匠からあらゆることを学んだ飯島さんは、4年前に独立。
畳の張替えなどの本業をこなしながら、
藺草(いぐさ)と縁を使って和小物の製作も手掛けるようになった。
「出来ることはなんでもしたい・・」
ミシンの技術は一人で会得した。
職人の得意ワザのひとつがバッグ。
細部にわたって飯島さんの表現力が生かされている。
世界にひとつしかないバッグ。
そのこだわりがインパクトのあるデザインへとつながっていく。
手裏剣を入れたモノもあれば・・
こちらのバッグには古いお札がびっしり。
わざわざ古銭商から紙幣を買い取り、丁寧に並べたのだ。
「お金を呼び込む」・・?
ゲン担ぎが好きな方にはたまらない逸品だろう。
そして、膨らむ創作意欲はついにここまで・・
畳のスニーカーだ!
「ソール部分は浅草で売ってました」
リサーチ力もハンパ無い。
まだ試作の段階だそうだが、
「改良のポイントは見えているので、完成は近い」と断言していた。
う~ん 楽しみだ♪
見えてきた「畳職人・飯島義紹」
彼が独立当時に自分自身に誓った言葉がブログに載っている。
「退がるな!進め!悩みはあるけど迷いはない!何でもやるぜ!」
この男とタッグを組んで商品作りに挑めることは、「至福」としか言いようがない。
改めて紹介しよう。
職人・飯島さんが、ゆめこもんのお客さまだけに作ってくれる「畳の角帯」だ。
素材は熊本産の「本藺草」
縁は岡山県倉敷市の「高田織物」の製品だ。
サイズは S・M・L・LL。
アナタのウエストに合わせてお作りすることが出来る。
価格は12,000円(+税)。
リクエスト&お問い合わせは、お気軽に店主までどうぞ。
※飯島さんのブランド「畳deCo物」のwebサイトは コチラから
ガツンとくるぜ!
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