縫い人たちとの出逢い旅・・越後へ♪
今日は少し長めの旅日記をご紹介しましょう。
ゆめこもんがお仕立てをお願いしている縫製工場。
それは、日本海にほど近い新潟県の新発田市にあります。
「どんなところ」で、「どんな人たち」が作業をしているのか・・
ちょっと興味ありませんか?
9月28日。
打ち合わせも兼ねて工場へ伺うことになりました。
まずは上越新幹線で新潟まで。
そこから特急「いなほ」に乗り換えます。
新潟を出ると新発田までは21分。
稲刈りを終えた田園風景を眺めながら、越後平野をひた走ります。
新発田の駅前は、静かで落ち着いた空気が流れていました。
目指す縫製工場は、新発田駅のすぐ裏手にあります。
この建物は本部で、辺りに別棟が点々と連なっています。
「地場を支える大きな産業」と言っても過言ではありません。
社内に入って驚くのは、圧倒的な女性の数。
その数90人弱だとか!
そして男性は社長と社長付きの2人だけ。
本当に興味深い会社です。
工場内は、作業内容によっていくつものエリアに分かれています。
「袷の着物」「襦袢」「コート・羽織」など・・
皆さん、慣れた手つきで黙々と作業をされています。
早くから機械を取り入れて効率化を図ってきたとのこと。
こちらは「湯のし」のマシーンです。
そして こちらはガード加工のマシーン。
むらなく液をかけることで、理想的な撥水効果が得られます。
生地の裁断もハイテク化されています。
寸法のデータをPCに打ち込むと・・
マシーンが自動的に図面を計算し・・
裁断する主要なポイントにマークを付けていきます。
あとは、このマークに従ってハサミでチョキチョキすれば、寸分狂わぬ裁断が出来るわけです。
しかし、驚くのはまだ早い!
今年5月・・さらに進化したマシーンが導入されたのです。
パソコン上で、仕立てに必要な生地の部位を並べていきます。
ペンで部位を動かすことで、生地を無駄にすることなくビッシリと埋めていきます。
出来上がったデータは、このカメラで実際の生地の上に投映されます。
投映された画像は、まさに実寸。
マシーンの盤には小さな穴がいくつも空いていて、強力な風で吸い込むことで生地を密着、固定させています。
あとは、スタッフがスイッチを入れるだけ。
赤い光の部分が投映されたラインを追いながら
超高速で生地をカットしていきます。
本当に「あっ」という間!しかも正確に!
驚きです。
しかし、すべてがハイテクマシーン任せというわけではありません。
裁断された生地は、熟練の腕によってはじめて完璧なモノになるのです。
妥協を許さない縫い人さんたちは、今日も真剣なまなざしで生地と向き合っています。
ワザと科学がバランスよくミックスされることで
「早く」「正確に」「美しい」商品が生み出されます。
あなたの大切な一品も、彼女たちに任せてみてはいかがでしょうか?
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『きもの屋 ゆめこもん』@東京・大塚
〒170-0005 東京都豊島区南大塚 3-45-7 ラインビル201号室
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