グアテマラの民族衣装で着物を♪ 大評判となった日本人女性

「その国の生地で着物を作る」

最近このパターンが増えてきて、たくさんの方々が色々な国の生地を持ち込んでいらっしゃいます。

東南アジア…
オーストラリア…
ヨーロッパ…
アフリカ…

そして今回、初めて中米の国の生地が持ち込まれました。
グアテマラの民族衣装「コルテ」です。

現地では女性たちが巻きスカートとして着用しているものです。

まずはお仕立てが終わったばかりのステキな着物をご覧いただきましょう♪

お召しになっているのはオーダーされたご本人。
グアテマラに住んでいらっしゃる日本人の女性です。

先月、日本に一時帰国することになったのですが、彼女の頭の中でちょっとしたアイデアが浮かんだそうで…

「グアテマラの伝統的な生地で着物を作り、その着姿を披露したら きっとみんな喜ぶだろうな♪」

そこで帰国前に地元のマーケットで「これだ!」というコルテをゲットし、持ち帰られたのです。

少し厚手でふんわりとした肌触り。

どことなくアンデスの文化を感じる色彩ですね。


一見 何の違和感もない着物にまとまっていますが、実はひとつポイントがあります。
よ~~く見ると、身頃と袖が違うデザインなのです。

「コルテ1枚で生地は足りるだろうか?」
そう心配した彼女はマーケットで似たような柄のモノを2枚買っていたのです。

これが大正解!
1枚だけだったら微妙に足りなかったのです。

「袖は違う柄なんだよ」
言われないと気づかないかも…
逆に そこがアピールできるミニポイントになったというわけです。


日本滞在はひと月も無かったのですが、縫製の担当者さん…がんばってくれました!
なんとか出発までに間に合い「コルテ着物」はグアテマラに旅立って行ったのです。

その後 彼女から嬉しいメールが届きました。

現地で開催された「日本文化紹介イベント」にコルテ着物で参加したところ、大評判だったというのです。


その嬉しそうな表情から、「作戦大成功!」と叫ぶ彼女の声が聞こえてきそうです。


グアテマラの女性は巻きスカートで♪
日本の彼女は着物で♪

二つの国の伝統衣装が ひとつの生地で出来ている…
なんだかとっても温かい気持ちになります。

「交わって流れる」…
これぞ文化の交流ということなのかもしれませんね。

店主なかどん、しみじみと幸せを感じています。
良い経験をさせてもらってありがとう♪
彼女には心からお礼を言いたい気持ちです。

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