店主の想いを変えた 彼女からのご注文♪

3月11日。
あの日から9年が経ったんですね。

被災地で暮らす人にとっては、重く、そして深い歳月だったのではないでしょうか。
本当の意味での「復興の日」が、一日も早く訪れることを願ってやみません。

店主にとっても、この9年は大きな変化の年月でした。
「テレビ屋」から「きもの屋」へ。
自分でも信じられない身の替わり方です。

「どうして転職を?」とよく聞かれますが、
東日本大震災が自分の「仕事の価値観」を変えた、という部分はあると思います。

そして被災者のことを思うとき、どうしても「あの」お届け物が頭をよぎるのです。

それは震災から3年後の夏のこと。
当店のネットショップに、岩手県に住む女性から可愛い半幅帯の注文が入ったのです。

9月・・すこし遅い夏だけど、浴衣に合わせて楽しまれるのかな?

そんな想像をし、宛名を書こうとその住所を見た瞬間・・
手が止まったのです。

仮設住宅・・

ここで、私が選んだ商品を待っている人がいる。
胸が熱くなりました。

このときから、店主のオンラインショップに対する想いが深くなったような気がします。

どんな状況でも、日本のどこかで「ゆめこもん」の商品を待っている人がきっといる。
私の役目は、その方たちの願いをひとつひとつ拾っていくことなんだと。

このところ、遠方から池袋のお店にお越しになるお客さまが、口々におっしゃいます。
「私の町には こういうお店がひとつも無いんです」

そんな声を耳にすると、
ワゴン車をレンタルして商品を積み込み、全国を回りたい気持ちにさえなります(笑)

いまネットショップの送料問題で争いが起きていますが、
一番大切なのは「お客さまの気持ちをくみ取ること」ではないでしょうか。

店主なかどんは、ただそのことだけに注力していきたいと思っています。

3月11日。
忘れてはいけない日に、想いを新たにしました。
あの日、仮設住宅で暮らしていた彼女の幸せを祈りながら・・

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着物をもっと自由に カジュアルに♪
『きもの屋 ゆめこもん』@池袋
〒170-0005 東京都豊島区南大塚 3-45-7 ラインビル201号室
TEL:03-5944-8540 E-mail:shop@yumecomon.com


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